高級旅館の仲居のつぶやき

自由に生きる48歳の主婦が田舎を飛び出し見知らぬ土地で夢を追いかける!

父の急死

昨日、
早朝6時。


ライン電話が私を起こした。


実姉からの電話。


これは、普通の電話じゃない!と瞬時に気付き、
落ちついて電話をとった。


「あのね、落ちついて聞いてほしい。お父さんが亡くなったの」


私は、「うん、どこのお父さん?」


私は、一瞬、姉の旦那様のお父様が
お亡くなりになったのだと


思った。


今思うと、自分の父親ではない、そんなまさか!


という気持ちが大きいから、この言葉が出たんだと思う。


姉は続けてこう言った、


「うちのお父さんだよ。お風呂場で亡くなってたんだって。今朝の2時かな、お母さんが発見したの。」


「…!うそでしょ、そんな訳ない!」


「だって、私に100歳まで生きる自信あるんだ!
って言ってたもん!」


「うそでしょ、ねぇ、ウソなんだよね?」


「これから、いろいろなことお父さんと楽しんでいけたらなって思ってたところだったのに、なんで!?」


言ってるうちに、ボロボロと涙が出てきて、
取り乱して訳わからなくなっちゃって。


「ねぇ、落ちついて。大丈夫だから。
ちゃんとお父さん、わかってるから。
実家帰れるなら、支度して!ねっ?後で会おう。」


私はしばらく、立ちすくしていた。


ハッと我にかえり、


服や、下着をカバンに詰めて、部屋を出た。


どんな交通手段で帰ろか、っていう基本的な思考さえもできない状態だった。


そして、いま
父親の待つ、青森に近づいている。


いよいよ父親が亡くなったという現実と向き合うときがやってきた。。。